- 自他の人格を尊重し,実践力のある子
- 生命を尊重し,健康で安全につとめる子
- みんなと協力してしごとのできる子
- 自分でよく考え,すすんで実行できる子
- ものごとを最後までやりとおせる子
- きまりを守り,明るくくらせる子
大阪教育大学附属天王寺小学校 様
- 【所在地】
- 〒545-0053
大阪府大阪市阿倍野区松崎町1-2-45 - 【創 立】
- 1877年(明治10年)7月
2017年に創立140周年を迎えられます。 - 【公式サイト】
- http://www.tennoji-e.oku.ed.jp
- 【学校紹介】
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■大阪教育大学附属天王寺小学校様の特別な任務
本校は,大阪教育大学に附属する小学校で,教育基本法及び学校教育法に基づいて義務教育として行われる普通教育のうち基礎的なものを行うとともに,次のような特別な任務をもっています。
- 1.大学と一体となって,教育の理論と実際に関する研究を行います。
- 2.大学の教育実習機関として,実習生を随時受け入れ,適切な指導を行います。
- 3.教育に関する理論を研究し,教育実践に役立てています。
- 4.現職教員に研修の場を提供します。
■教育目標「個が生きる学校」
システム概要
教室内は、児童同士が対面するかたちで座る島型の机配置です。(写真(1)(2)参照)
児童1名につき1台のパソコンを利用する環境で授業をされています。
児童が利用するパソコンのディスプレイに、先生が見本となる画像を転送することができます。
教室にはプロジェクターもあり、プロジェクターに対しても画像を出力することができます。
片方向画像転送システム『LNET-740』には、専用の操作ボックスがあり直感的に操作することができます。普段教室を利用しない先生方でも簡単に使うことが出来ます。(写真(3)参照)
転送方法は2種類あり、先生の判断で使い分けて運用することができます。
- 見本画像を児童ディスプレイに必ず表示したい場合は、「強制転送」
- 児童の手元にある“画面切替ボタン“を使って、児童の意思で見本画像を表示する場合は「任意転送」 (写真(4)参照)
見本画像を転送するだけでなく、児童パソコン画像を先生パソコン側で表示することもできます。
先生は、受信した児童パソコン画像を見ることで、児童の進捗度(理解度)を確認することができるので、フォローを行ったり、授業を進めるスピード調整を計ることができます。 (イメージ(5)参照)
その他に授業をアシストする機能として、「児童パソコンの電源管理」「教材ファイル・フォルダの配布・回収・再配布機能」「教材アプリケーションの起動制御」「教材となるWebサイトの表示」などがあります。教卓にいながら先生の操作によって、児童パソコンに対し制御を行うことができます。(イメージ(6)参照)
(1)島型の机配置 授業中、教室内を先生が巡回しやすい島型レイアウトの教室です。導線(通路)がシンプルです。
(2)島型の机配置 複数のディスプレイを見渡すことができます。真ん中の通路も左右を見ながら巡回することができます。
(3)ほとんどがワンタッチで操作ができる操作ボックス 小さな操作ボックスですので、限られたスペースでも置くことができます。
(4)児童1名につき1つの画面切替ボタン [児童のパソコン画面]⇔[転送された見本画面]を児童自身のタイミングで切替えることができます。
(5)児童パソコン画面を一括受信表示 マルチスキャン画像表示ソフトの操作画面
(6)児童パソコンを管理・制御 レッスンアシストの操作画面
授業以外のパソコンクラブで教室利用
月に1~2回、放課後にPTA向けのパソコンクラブを開催されております。
パソコンクラブでは、パソコンを通じて大人も子ども一緒に楽しい時間を過ごせるように工夫をされています。 活動内容は、名刺・うちわ・年賀状・カレンダー・アイロンで定着する布を利用した名前ラベルなどの製作や、WordやExcelの基本的な使い方を学ばれています。
パソコンの電源の入れ方から教えられているので、片方向画像転送システム『LNET-740』で転送されてくる見本画像も参会者の皆さんのお役に立てているようです。
2017年5月 掲載