LNET導入事例

学校法人大阪電気通信大学 大阪電気通信大学高等学校 様

学校法人大阪電気通信大学 大阪電気通信大学高等学校
【所在地】
〒570-0039
大阪府守口市橋波西之町1-5-18
【設立】
1941年(昭和16年)
【公式サイト】
https://www.dentsu.ed.jp/
【学校紹介】

(学習目標)
確かな知識を得よう
人間の生き方を学ぶ学習をしよう
丈夫な身体を作ろう

(学科とコース)
普通科(進学コース・健康スポーツコース)
電子工学科(理数コース(特進コース)・電子総合コース)

電子総合コースでは2年生になると併設の大阪電気通信大学に連なる「電子情報」「医療電子」「デジタルゲーム開発」の3コースに分かれます。特に「医療電子」「デジタルゲーム開発」の2コースは、全国的にも珍しい専門性の高いコースです。

生徒の興味や関心にあわせた教育課程を編成されており、この成果として、70%を超える、4年制大学への高い進学率を実現しています。

また、併設されている大阪電気通信大学と強い連携を図りながら、ICTを強みとした最先端テクノロジーに対応できる人材育成にも力を入れられています。

導入システム

『LNET-870』はデジタルコンテンツの双方向転送を実現した授業支援システムです。
2018年夏に販売開始となったばかりの最新のシステムをご採用いただきました。

ハードウェアによる実現となりますので、画像の送信・受信ともに遅延が一切ありません。
画面送信は中間ディスプレイへ一斉送信することで、見比べ学習に最適な環境を提供いたします。
また、画面受信は生徒画面を1画面ずつ巡回受信します。リアルタイムで生徒画面を確認できるので、指導のタイミングを逃すことはありません。

『マルチスキャン画像表示ソフト』はソフトウェア方式で生徒画面の受信をするソフトです。
リアルタイムの映像ではありませんが、一覧(分割表示/レイアウト表示)で生徒の画面が確認できるので、全体の状況が効率的に把握できます。

また、生徒PCの電源管理やブラウザロックなど、先生の負担を軽減するような授業支援の機能も備えております。

今回、大阪電気通信大学高等学校様のご要望にお応えし、『マルチスキャン画像表示ソフト』の機能と連携させた特別対応版の『LNET-870』を導入いたしました。

システム概要

『LNET-870』の個別画面巡回受信機能と『マルチスキャン画像表示ソフト』のマルチ画面受信機能を組み合わせて運用できるように特別対応いたしました。

(1)『マルチスキャン画像表示ソフト』と『LNET-870』ハードウェア受信連動機能

ソフトによるマルチ受信画面(複数画面)は先生PCのセカンダリディスプレイに表示されます。
その画面上で確認したい特定の生徒画面に対してダブルクリックをすると通常の仕様では、複数画面表示から、該当生徒のPC画面表示(フルスクリーン)に切り替わります。

今回は特別対応により、特定の生徒画面をダブルクリックすると『LNET-870』の画面受信機能が働き、『LNET-870』のマスター装置に接続された確認用ディスプレイに生徒の受信画面が表示されます。
個別で確認したい生徒に対しては、ハードウェア方式に切り替えてリアルタイムで画面受信ができるようにカスタマイズいたしました。

フルスクリーンで受信している生徒の画面を、モデル画面として中間ディスプレイに転送したり、介入機能を使ってそのままリモートで個別指導を行うことも可能です。

授業の状況にあわせて、一覧画面受信と個別受信を使い分けて頂いております。

LNET-870 接続イメージ図

(2)『マルチスキャン画像表示ソフト』コール機能追加

『マルチスキャン画像表示ソフト』には生徒側から先生を呼び出すための機能を追加しました。
生徒側のパソコンのタスクトレー上に先生呼び出しのためのアイコンを配置。
生徒のマウス操作で先生を呼び出すことができます。
生徒からのコールを受けると先生パソコンの右下にコールリストが表示されます。
コールリストにはコールした順番で表示されます。

個別制御をする場合は、任意の生徒をリストから選択し、右クリックで画面受信(ハード受信)、介入、コールリセットのいずれかを選び対応することができます。

マルチスキャン画像表示ソフト コール機能概要

2019年3月 掲載

ページのトップへ