LNET導入事例

奈良学園中学校・高等学校 様

奈良学園中学校・高等学校
【所在地】
〒639-1093 奈良県大和郡山市山田町430
【創立】
1979年(昭和54年)
【公式サイト】
https://www.naragakuen.ed.jp/index.html
【校訓】

『 至誠力行 』
「至誠」とは、誠実であること。
「力行」とはちからの限り目標に向かって努力すること。
何事も最後まであきらめることなくやり遂げる強い精神力を養い、人にも自分にも常に誠実に、高い志を持ち続けられる人物を目指す。

【学校紹介】

奈良学園中学校・高等学校様は、みずみずしい感性を持つ十代の時期に自然界の多様性を肌で感じ取ることができるよう、自然豊かな環境を選んで、開校されました。
2009年の新校舎建て替えにより、自然共生型キャンパスが完成。
里山を有する広大な敷地を活かした環境学習にも、長年取り組まれています。その結果、2012年から文部科学省によるスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校に認定されています。
2018年には、第二期SSH指定を受けられました。

教育の基本方針は、「十代の経験は、人生の宝物。」 見たもの、体験したことは、その後の人生の糧になる。さまざまな経験を通して強く鍛えられ、自身でしあわせな人生を切り拓ける力を身に付けてほしいと、机に向かう勉強以外に、さまざまな実体験の場を用意されています。

コンピュータ教室について

IT教育設備を、3年計画で更新または新設するという事業計画により、コンピュータ教室も8月にほとんどの機器を更新されました。

片方向画像転送システムLNET-730をご利用いただいているコンピュータ教室には44台の生徒用パソコンと、22台の中間ディスプレイが設置されています。

44台のパソコンは、生徒1人で1台を使用するだけでなく、3人または4人単位の班に分かれるグループ学習でも使うことができるように配置されています。

さらに、先生用のデスクトップパソコンを前後2台に設置し、後ろ側のデスクトップ(サブ教員機)は、ティームティーチングや生徒発表時の先生用として活用されています。

また、授業支援用ソフトウェアをはじめ、多彩なソフトウェアを導入されています。
初心者向けのタイピング練習ソフト、Office 2019、Adobe Creative Cloudに加え、3D関連のソフトなどを授業でご利用になっています。

【用語解説】ティームティーチング(チームティーチング)について

1. 数名の教師がチームを作り、複数学級の生徒を弾力的にグループ分けしながら行う授業の形態。

2.学級担当の教師が進める授業に、その教師とチームを組む他の教師が入り、生徒の習熟度などに合わせて担当教師を助力しつつ行う授業の形態。

機器構成イメージ

システム概要

片方向画像転送システムLNET-730

2013年度に引き続き2019年度の更新の際にも、本システムを導入いただきました。
LNET-730はアナログ機種の中でも、特に導入教室実績数の多いシステムです。

ご利用になる先生からは操作性のシンプルさ、ハードウェアの堅牢さで、ご提案から導入までを対応される販売会社様からは、専用ケーブルがモジュラーケーブル1本(単線)のため、設置時の作業効率アップ、さらに、サポート時の切り分けが容易という理由で大変ご好評をいただいております。

コンピュータ教室の配置図の通り、生徒パソコン2台の間に提示専用のディスプレイ(中間ディスプレイ)を配置し、そこに先生側で選択した教材の映像がリアルタイムで表示されることで、生徒の理解力が深まります。

LNET連動音声セレクタ LSW-SV73M

この音声セレクタも、引き続きご採用いただきました。
LNET-730の親機には音声に関わる端子が装備されておりませんが、教材によっては音声を必要とする内容のものも少なくありません。奈良学園中学校・高等学校様では、既設のスイッチャーと連動して音声の切替も行っています。

LNET-730で転送している画像に付随する教材音声は、オプションの連動音声セレクタの各々指定の音声端子に入力しているので、LNET-730の操作ボックスの画像切替と同時に対になる音声がスピーカーシステムから出力されます。音声付きの教材も授業の中で簡単に活用していただけます。

2019年12月 掲載

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