LNET導入事例

ノートルダム清心女子大学 様

ノートルダム清心女子大学
【所在地】
〒700-8516
岡山県岡山市北区伊福町2-16-9
【創 立】
1949年 (昭和24年)
【公式サイト】
http://www.ndsu.ac.jp/
【学校紹介】
ノートルダム清心女子大学は、その教育理念を、キリスト教精神にもとづいて、真なるもの・善なるもの・美なるものの追求におく。
リベラル・アーツ・カレッジとしての性格をもち、教育・研究を通して真の自由人の育成を志し、社会生活を遂行する手段を供するとともに、むしろそれ以上に生きることの意義を共に追求することをもって大学の使命とする。
なお、本学は、ノートルダム修道女会の創立者聖ジュリー・ビリアートの教育修道会設立の趣旨にもとづき、次の3点をとくに志向しています。
  • (1)社会に対しても、世界に対しても開かれた大学である。
  • (2)時のしるしをよみとりながらも、時代の流れにおしながされることなく、人々が真に求めるものにまなざしを向け、人びとに奉仕する大学である。
  • (3)宗教的情操を重んじる大学である。これは、各自が謙虚におのれを恃し、愛の心をもって相互に人格の独自性を認め合い、その可能性を信頼することによって培われるものである。

教室概要

2つのパソコン教室に、中間ディスプレイが設置されています。(写真1参照)
(中間ディスプレイとは、学生2名の座席の真ん中に、教材画像を提示するために設置されたディスプレイのことです。)
この中間ディスプレイに、教材画像を転送するためにLNET-730をご導入いただきました。(写真2参照)

ノートルダム清心女子大学様では、情報に関する新しい知識や技術を常に柔軟に習得できるシステム環境を整えられています。
講義中以外は、学生に教室を開放しインターネット利用や文書作成など、学習・研究目的のためパソコンを利用されています。

中間ディスプレイ

(写真1)学生ディスプレイ2台の真ん中にあるのが、教材画像を提示するための中間ディスプレイです。

教卓

(写真2)教師パソコンや書画カメラ、DVDの画像を教卓にあるLNET-730操作ボックスで選択して、一斉に中間ディスプレイに転送します。

システム概要

縮小されることもなければ、遅れることもなく、教卓側で教師が見たままの画像を転送します。

LNET-730のメイン機能である、画像転送機能により、中間ディスプレイに画像を転送しています。 転送する画像は、完全リアルタイムで教卓側で教師が見ている画像をそのままのイメージで、中間ディスプレイに表示することができます。 教師と学生の間でイメージの差異がなく、教材画面を共有することができます。

  • ●情報科目・・・主に教師の操作画面を提示して学生の理解度を高めています。
  • ●教養科目・・・日本語表現での発表授業等で活用されています。
  • ●日本語日本文学科の日本語基礎演習・・・レポート作成の基礎や日本語表現講義で活用されています。
  • ●図書館関係の情報資源組織演習・・・司書業務に必要な知識の習得に活用されています。
  • ●現代社会学科の地理学概論等・・・GIS等に関連する授業で活用されています。

転送画像の上に重ねるイメージで、直感的に文字を書くことができます。

液晶タブレット(ディスプレイ)とペンを使って、電子黒板のように、文字を記載したり印を描画することができます。(写真3参照)

教師パソコンはもちろんのこと、書画カメラやBD/DVDプレイヤーの画像など、LNET-730のマスター装置に接続している教材機器全てにマーキングすることが可能です。

例えば、教師パソコンで開いているExcel画面で、特に重要となる“セル”や“タブ”に印をつけて、学生の理解を深めることができます。

他にも、BD/DVD教材の中でポイントになるシーンが出てきた場合や、書画カメラで映した教科書画像にも、直接書き込むようなイメージでお使いいただくことができます。 教師が伝えたいことを視覚的に表現することができるので、学生にとっても便利な機能です。

ペンマーキング

(写真3)Wacomの液晶タブレットをLNET-730に接続。
LNET専用操作BOXで選択した画像が、本ディスプレイに表示されますので、ペンを使って画面上に文字や印などを描画することができます。

BD/DVD教材の音声もLNET-730の操作ボックスでワンタッチ切り替えで便利です。

LNET-730は“画像”転送システムです。

しかし、教材の中には、BD/DVDプレイヤーや教師パソコン上で再生する音声付きの教材があります。音声付きの教材をご利用いただく場合に、LNET連動音声セレクタと組み合わせることでより便利に運用していただけます。

操作は簡単です。
LNET-730専用の操作ボックスで、教材ソースを選択すると、画像だけでなく音声も同時に切り替わります。

選択されたソースの画像は中間ディスプレイへ転送します。
音声は、マスター装置から外部へ出力します。

ノートルダム清心女子大学様では、教室に既にあった音響設備(アンプ・スピーカー)を利用して音声が流れるように構築されています。

LNET連動音声セレクタがない場合は、画像はLNET-730で切替、音声は別のセレクタで選択する必要がありました。
教師には、システムの操作より講義に集中していただくため、ワンタッチ操作でご利用いただいています。

教卓上をスッキリさせるための機器収納

教卓の上には、講義中に必要となるものだけを設置されています。

システム上必要な機器であっても、机上には不要となるものは、19インチラックに収納されています。(写真4参照)

LNETシステムとしては、操作するための操作ボックスとマーキングをするための液晶タブレットを机上に設置しています。

操作ボックスは、邪魔にならない省スペース型です。(サイズ:W136×D102×H24mm)

LNET連動音声セレクタとマスター装置

(写真4) 上段:LNET連動音声セレクタ
下段:LNET-730マスター装置を19インチラックに収納しております。

レッスンアシストで、毎週教材となるファイルを一斉配布と回収。

情報科学の講義や情報メディア演習では、パソコンやネットワークに関する知識や技能を身につける講義を行われています。

たとえば、Word・Excel・PowerPointを習得するための講義もあります。
これらを学ぶ上で、教師が準備しておいたExcelなどのファイルを学生に対し一斉に配布する場合に、レッスンアシストのファイル転送機能を活用されています。

学生はファイルを受け取ると、講義の中で学びながら入力していきます。

講義の最後に課題の提出が必要になった場合も、ファイルの一斉回収機能で、スムーズに回収することができます。

※レッスンアシストの対応OSはWindowsのみです。

その他

大学様としては、PCの学習の中で、Windows以外のOSへの認知や理解を深める為Linuxとのデュアルブート教室も構築されています。

PCを利用した授業も多岐に渡っており、基礎から応用・操作から理論まで非常に充実されています。

2017年12月 掲載

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