4K/30Hz対応3対1のHDMI切替器

4K/30Hz対応3入力1出力HDMI切替器「LMS-31D2」

3入力1出力HDMI切替器

LMS-31D2

  • 型番:LMS-31D2
  • 価格:¥39,600(税込)
  • HDMI入力3
  • HDMI出力1
  • 対応解像度4k/30Hz
  • 外部制御 RS-232C
  • 外部制御 接点
  • RoHS対応

製品概要

3入力1出力HDMI切替器「LMS-31D2」は、3系統のHDMI入力端子から入力された画像を切り替えてHDMI出力端子から出力するHDMI対応の切替器です。 切り替えはRS-232C信号もしくは接点信号による外部制御にて行います。(※)

HDCP(著作権保護技術)に対応していますので、HDCPにより著作権保護がかけられた信号が入力された場合でも、デジタルコンテンツの著作権保護が維持された画像/音声を切り替えて出力することができます。

ディスプレイのEDID(Extended Display Identification Data)をラーニングする機能を搭載していますので、セレクタ等を経由してディスプレイ(シンク側)を接続するようなEDIDのハンドシェイクに問題が生じるような構成でも、特定のEDIDをパソコン等(ソース側)の機器に返すことができるため、安定した画像表示が可能です。

  • この製品は、入力切替の手動スイッチが付いておりません。RS-232Cのコントロール信号又は、接点信号を使用して制御する必要があるため、開発スキルを要します。詳細は、製品マニュアルをご確認ください。
  • 手動で切り替える場合はオプションのLMS-31D2用外部スイッチ(下記)をご利用ください。

特長

3系統のHDMI入力信号を切替えて出力

3系統のHDMI信号の入力を切替えて出力するHDMI切替器(HDMIセレクタ)です。

3系統のHDMI入力信号を切替えて出力

HDMI端子に対応

HDMI(High-Definition Multimedia Interface)」入力端子を装備。Blu-rayプレーヤーなどの最新のAV機器をケーブル1本で接続して、4K/30Hz(解像度3840 × 2160)のクリアな画像をデジタル転送することができます。

HDMI端子に対応

株式会社ランドコンピュータは、HDMIのライセンス供与を行う団体HDMI LICENSING, LLCに加盟し、正式に認証を取得しています。

HDMI LICENSING, LLC HDMI Adopter:

デジタルコンテンツの著作権保護技術『HDCP』に対応

HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)は、映像再生機器からディスプレイなどの表示機器にデジタル信号 を送受信する経路を暗号化し、コンテンツが不正にコピーされるのを防止する著作権保護技術(コピーガード)のひとつです。DVIやHDMIなどの接続を経由するデジタルコンテンツの転送で暗号化し不正コピーを防ぎます。

HDCP対応

HDCPに対応していますので、HDCP(著作権保護技術)で暗号化されているデジタルコンテンツも問題なく分配/転送することができます。

  • HDCP非対応のディスプレイを接続しても暗号は解除されません。
デジタルコンテンツの著作権保護技術『HDCP』に対応

株式会社ランドコンピュータは、HDCPのライセンス管理団体 Digital Content Protection LLC に正式に加盟し、ライセンス認証を取得しています。

強制HDCP出力機能

著作権保護コンテンツでない入力ソースに、強制的にHDCPを付加して出力し、モニターとの相性問題を低減します。

強制的にHDCPを付加して出力

機器相互に制御信号のやり取りをするCEC機能に対応

HDMIのCEC(Consumer Electronics Control)機能に対応していますので、CEC機能に対応した機器を「LMS-31D2」で接続すると、HDMIケーブルを通して電源のON/OFFや録画制御などができます。

CEC(Consumer Electronics Control)とは、HDMIケーブルを通してテレビやレコーダーなどの機器間で制御信号をやり取りすることで、相互に操作を行うリンク機能のことです。メーカーにより「○○リンク」など独自の名称を使っています。

  • 全てのCEC対応機器の動作を保証するものではありません。
機器相互に制御信号のやり取りをするCEC機能に対応

RS-232Cまたは接点による切替え制御

切替えは、RS-232C信号または接点信号により行います。パソコンからRS-232C信号による制御のプログラムで自動制御をすることも可能です。(製品マニュアルに切替え制御用サンプルプログラム記載しています。)

RS-232Cまたは接点による切替え制御

解像度4K/30Hz標準対応

最大4K/30Hz(3840×2160ピクセル)までの解像度に対応し、高精細な4K映像をそのままに鮮明な画像/音声を分配することが可能です。

解像度 4K/30Hz対応

信号が乱れた時に安定した信号を出力するディスプレイ安定モード

ソース機器の画像信号が乱れたりした場合、そのまま乱れた信号ディスプレイ側に送ると、画像を表示しなくなったり、画面全体にノイズが出て色かおかしくなるなどの症状が出て、ディスプレイが不安定な動作になることがあります。
LMS-31D2では、ソース機器側から不安定な信号を受け取るとディスプレイ安定モードが働き、ブラック画面の安定した信号を出力します。

ソースの信号が乱れた時に安定した信号を出力するディスプレイ安定モード

スチール製の机やラックに固定ができるマグネットを標準装備

スチール製の机やラックに貼り付けることで設置環境を整えることができます。落下事故防止・いたずら防止などにも役立ちます。

ユニット1台につき4個のマグネットを取り付けた状態で出荷致します。

スチール製の机やラックに固定ができるマグネットを標準装備 固定マグネットを取り付けた状態(底面)

HDMIケーブルが容易に抜けないようにするクランプ

HDMIケーブルは、ケーブル自体の重さでぐらついたり、抜け落ち易い点が気になることもあります。
LMS-31D2は、HDMIケーブルをコネクタクランプでユニットに固定することができますので、ぐらつきや不意の抜け落ちを防止することができます。

HDMIケーブルが容易に抜けないようにするクランプ

有害物質の使用を制限したRoHS指令に対応 ~ 環境に配慮した製品作り

環境に配慮した製品作りの取り組みとして、人体や環境に有害な10種類の物質の使用を制限したRoHS指令に対応しています。(RoHSは10物質対応(EU)2015/863です)

RoHS対応

ディスプレイからの情報取得と設定:EDID

パソコンやBlu-ray/DVDプレーヤーなどにディスプレイを繋いで正しく画像を表示するには、パソコンやBlu-ray/DVDプレーヤーなどの映像出力信号をディスプレイが対応する周波数と解像度に合せて正しく設定する必要があります。
通常、パソコンやBlu-ray/DVDプレーヤーなどのソース機器は電源を入れると、接続されているディスプレイやテレビなどの出力機器が対応する解像度や信号周波数の範囲などの情報をディスプレイに問い合わせして取得します。
ディスプレイには対応する周波数、解像度のほか、製造メーカー名や型式など、EDIDと呼ばれる情報が格納されています。これをプラグ・アンド・プレイの仕組みによりパソコンとディスプレイの間でやりとりする事によって、ディスプレイに正しく画像が表示されます。

「LMS-31D2」では、出力端子に接続したディスプレイからEDIDを自動的に取得して入力端子に接続したパソコン側に返す「EDID自動取得モード」と、特定のディスプレイのEDIDをラーニングしてLMS-31D2内部に保持したEDIDを常にパソコン側に返す「EDIDラーニングモード」があります。

EDID自動取得モード

OUT端子に接続されたディスプレイのEDIDを読み込み、ソース機器(パソコンなど)に伝えます。
OUT端子に接続するディスプレイを変更する頻度が多い場合は、EDID自動取得モードでご使用ください。(LMS-31D2を持ち運んで訪問先のディスプレイを接続する場合など)

EDID自動取得モード

EDIDラーニングモード

ラーニングモードにはSXGA またはFullHD の解像度に固定して設定する方法と、特定のディスプレイ情報を記録する方法があります。

EDIDラーニングモード

以下の場合は、ラーニングモードでご使用ください。

  • OUT端子に接続するディスプレイを頻繁に変更しない場合
  • EDID自動取得モードで表示できない(Out of Range)ディスプレイが発生する場合

DVI接続の場合のご注意

HDMI端子がなくDVI端子があるディスプレイをご使用の場合、HDMI→DVI変換アダプタもしくはHDMI→DVI変換ケーブルで接続してください。
但し、その場合は、以下のような制限がありますのでご注意ください。

  • DVI端子を持つディスプレイでも、HDMI→DVI変換アダプタもしくはHDMI→DVI変換ケーブルで接続した場合、映像が映らない場合があります。(ディスプレイの仕様によります)

※但し、画像は表示できますが、パソコン、ブルーレイプレーヤーなどからHDMI端子で音声を出力する設定にしていても、LMS-31D2のOUT側から音声を取り出すことは出来ません。(DVIモードで動作するため)

接続例

HDMI切替器「LMS-31D2」接続例

仕様

対応解像度 VGA(640 × 480)~ 4K(3840 × 2160 / 30Hz)
入力 HDMI × 3
出力 HDMI × 1
制御端子 D-Sub 9ピン メス × 1 / RJ-45 コネクタ × 1
HDMI規格 HDMI Ver.1.4 / HDCP 1.4
CEC
外形寸法 175(W) × 120(D) × 50(H)mm(但し、突起部除く)
重量 約410g(ACアダプターは含みません)
電源 ACアダプター(AC100V/DC5V)
消費電力 5.0W以下
付属品

HDMIケーブル(3m) × 2、HDMI抜け防止クランプ × 4、ACアダプター、取扱説明書

オプション

LMS-31D2用外部スイッチ

LMS-31D2用外部スイッチ

LMS-31D2用外部スイッチ 本体 付属品

型番 LMS-S31D1
制御端子 RJ-45 コネクタ × 1
外形寸法 80(W) × 50(D) × 40(H) mm (但し突起部分を除く)
重量 約200g
付属品 モジュラーケーブル3m × 1
ゴム足 × 4、磁石 × 4、磁石取付用サラネジ × 4
※他社製品のモジュラーケーブルでも使用が可能となっています。また、ケーブルを延長する場合は、ケーブル長は50m以内でご使用ください。
※ゴム足は、LANポートがある面とその背面での貼り付けはしないでください。

PC周辺機器 ご利用イメージのご紹介

ダウンロード情報

製品マニュアル(ユーザーズガイド・使用説明書)

製品マニュアル(ユーザーズガイド・使用説明書)をPDF形式でご覧いただけます。

下記のリンク先のダウンロードページよりファイルをダウンロードしてください。

タイムスイッチソフト(フリーソフト)

「3入力1出力HDMI切替器 LMS-31D2」をRS-232C通信で外部から制御し、予め設定した間隔に合わせて入力ソースを自動で切替え動作を行うソフトウェアです。

下記のリンク先のダウンロードページよりファイルをダウンロードしてください。

RS-232C制御サンプルソースコード(Python)

RS-232C通信により「3入力1出力HDMI切替器 LMS-31D2」を制御する場合のPythonによるサンプルソースコードです。
こちらのサンプルでは 、「COMポートオープン」→「オープンに成功した場合、LMS-31D2の電源がOFFであれば、電源をONにする」→「電源ONに成功した場合、ソース未選択であればソース1を選択する」 という動作を行うサンプルのソースコードです。

下記のリンク先のダウンロードページよりファイルをダウンロードしてください。

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